特別企画:新型コロナウイルスに負けず 世界と祈りでつながろう!!〜コピー
秋田共同体
世界的惨事のただ中にいて思うこと…
2020-04-24
新型コロナウイルスが騒がれるようになって3ヵ月ほどたちます。しかしいまだに出口は見えず、多くの人が感染し、亡くなっていっています。
まるで 神のようにもう何でもできる、と思いあがっていたわたしたち人間は、今、目に見えないミクロサイズのウイルスに対して、かくも無力で、お金持ちも貧しい人も、地位のある人もない人も、先進国も途上国も 等しくいのちの危機にさらされています。
まるで 神のようにもう何でもできる、と思いあがっていたわたしたち人間は、今、目に見えないミクロサイズのウイルスに対して、かくも無力で、お金持ちも貧しい人も、地位のある人もない人も、先進国も途上国も 等しくいのちの危機にさらされています。
神は決してこのような惨事を送って喜んでおられるのではありません。しかし、わたしたちは気づくべきです、自分たちが何者であるかということに。四旬節の初め、わたしたちは額に灰を受け、「あなたは塵(ちり)であり、塵に帰っていくのです」という言葉をいただきます。わたしたちは神からつくられたもの。造り主よりも上に立ってはなりません。
人間の美しい姿も見えてきます。 一人でも多くの人たちを救おうと、懸命に使命を果たされている医療従事者、ウイルスの研究に励む研究者たち、マスクを縫って、必要な人たちのもとに送る人たち、がんばって社会的サービスを提供してくださっている人たちへの励ましと感謝の言葉や行動。みんなが協力して、犠牲を払っているから繁華街にも地下鉄にも人はほとんど見当たらない。世界が苦しんでいる、けれど世界が連帯している…。
わたしはこのような未曽有の人類の危機に対して、どのような態度を取るのでしょう。 文句を言って、人に当たって、テレビゲームに時間を費やすのでしょうか。 それとも、自分には何ができるだろうか、この時間をどうしたら有効に使えるだろうか、と考え、実行に移すのでしょうか。 人間の力をはるかに越えた、いつくしみ深い神に、今こそへりくだって助けを求めるのでしょうか。
わたしはこのような未曽有の人類の危機に対して、どのような態度を取るのでしょう。 文句を言って、人に当たって、テレビゲームに時間を費やすのでしょうか。 それとも、自分には何ができるだろうか、この時間をどうしたら有効に使えるだろうか、と考え、実行に移すのでしょうか。 人間の力をはるかに越えた、いつくしみ深い神に、今こそへりくだって助けを求めるのでしょうか。
いろんなニュースを、記事を見てみることで、自分よりももっと大変な状況にある人がいること、人のために尽くしている人がいることを知ることができるかもしれません。
神よ、わたしたちを もっと謙遜にならせてください。あなたにより頼むことを教えてください。主よ、助けてください。わたしたちにいのちの大切さを、人の温かさを、あなたの偉大さを学ばせてください。 アーメン。
神よ、わたしたちを もっと謙遜にならせてください。あなたにより頼むことを教えてください。主よ、助けてください。わたしたちにいのちの大切さを、人の温かさを、あなたの偉大さを学ばせてください。 アーメン。
死に打ち勝って復活なさった主イエスに希望をおいて…! ~秋田共同体~
2020-04-13
”喜び祝え!主は死に打ち勝って よみがえられた、アレルヤ!”
秋田共同体も、新コロの影響下にある全世界のキリスト者と連帯して、主の過越の聖なる三日間から東京大司教区のライブ配信ミサにあずかりました。応接室を使って会場を祈りの雰囲気に整え、落ち着いて荘厳にあずかることができました。
新型コロナウイルスの甚大な感染拡大のために、 日本も世界も疲弊してきています が、 だからこそ キリスト者である私たちは 世に希望と喜びを伝えていかなければならない のだと思います。 主イエスが死に打ち勝ち、よみがえられたことに希望をおいて あきらめずに事態の終息を祈っていきましょう!
川名山共同体
賛美のいのり:新型コロナウイルスの世界的流行の終息を願う
2020-05-01
川名山共同体では、毎週土曜日の聖時間(召命祈願日は除く)に 「新型コロナウイルスの世界的流行の終息を願う」祈り をはじめました。
4/25の初日は、「新型コロナウイルスと戦う」動画を3つ鑑賞し、聖体顕示とろうそくの炎の中で、テゼのうたをうたい、聖書の朗読、共同祈願を祈りました。
世界中がこのウイルスによって危機に直面しています。わたしたちも神に一日も早い終息を願って祈り続けていきます。
あたりまえでなくなった危機感を受けとめる ~川名山共同体~
2020-04-13
主のご復活、おめでとうございます!
世界規模で新型コロナウイルス感染が拡大して以来、川名山共同体はミサをカトリック関口教会(東京教区カテドラル)の動画であずかっています。聖なる3日間からご復活の主日もライブであずかり、菊地大司教様はじめそこで参加している兄弟姉妹や、このようにネットで参加している方々とともに映像の中で一体になっているのを感じました。
動画ミサに初めて参加した時は、何とも言えない感覚もありましたが、それは当たり前のことであったミサのあずかり方が当たり前でなくなったからでした。改めて当たり前、普通であることの幸せを感じ感謝しながら、そうでなくなったこの 危機感 をしっかり受け止めなければならないと思いました。そしてわたしたちがすることは 祈ることといのちを守ること。 連帯をもって一つになってみんなで実行していくことの意味を この緊迫感の中で神さまは教えてくださっていると思いました。
「ネットを通して体験していることも神さまからの恵みである」と大司教は話していました。本当にそう思います。
ご復活を迎え希望の中にいるわたしたちが、この事実を受け止め、一日も早い終息へと向かっていきますように心から祈っていきたいと思います。
祈りでつながっています ~小金井共同体~
新コロナウイルスの収束を願って ~小金井共同体~
2020-03-30
祈りでつながっていますよ!
わたしたち小金井修道院では、この度の新型コロナウイルスの感染拡大ができるだけ早く収束に向かうよう祈っています。
- 3月22日(日)20:00、教皇フランシスコのご意向に合わせ、全世界の人々と心を合わせて聖堂で祈りを捧げました。
- 3月26日(木)17:00~18:00 ご聖体の前で以下のような内容で祈りました。
・聖歌
・福音朗読 ルカ21:7~15 終末のしるし
・新型コロナウイルスの感染状況をパワーポイントで見る
・教皇、移動制限下にある人々への励まし(バチカンニュースから)
・世界連帯と祈りの日の祈り(孤立―隔離)
・新型コロナウイルスの感染の収束を願ってロザリオ苦しみの秘儀1環
・教皇フランシスコの祈りのメッセージを聞く
・聖歌
尊い聖職者たちの模範に感謝…
四旬節第4週の典礼当番に当たっていたわたしは、聖時間を新型コロナウイルス感染の患者の回復と犠牲となった方々の追悼、感染の早い収束を願って祈ろうと計画していました。
インターネットで情報を集めていると、フランシスコ教皇が3月10日に聖職者らに対し、新型コロナウイルスによって病気になった人々に「会いに行く勇気を持つように」と呼びかけられたのを知りました。 そして25日には、「イタリアで、新型コロナで聖職者67人死亡」との報道も見ました(AFP BBNewsより)。
これを知った時わたしはショックを受けました。 それは、この多数の聖職者の死を知った教皇様の胸の内をおもんばかったからです。 「勧め」に従ってか、患者に会い、慰め、病者の塗油を授けた司祭たちが、自らも感染し亡くなっていく現実を知り、どんなに心を痛めておいででしょうか。 「羊を牧しなさい」との命令を受けてその職をまっとうする司祭らの尊さと、ある意味でそれを容認されたかに見える教皇の言葉…。
同時に、わたしの所属する東京教区では、いち早く、「灰の水曜日の翌日から、教会での公開のミサは行わないように」との指示を出された教区長、菊地大司教がインターネット上でも、そのメッセージを出されておいでです。 時宜を得ての適切なわかりやすい指導をしておられる、教会指導者の姿に、その職務の大変さと有難さ、そのために祈りで協力していかねばとの思いでいっぱいの今日この頃です。
桜が家の中に咲きました!
一般社団法人ウィッシュワゴン ファウンデーションという会社がコロナのため外に出られない老人たちや卒業式の学生たちに花をお届けするボランティアをしているそうで、 私たちのベタニアにも桜の花を持ってきて三か所にきれいに飾ってくださいました。 桜の花をいただいて、シスター.たちが喜びを分かち合ったときの言葉をお送りします。
* コロナの騒ぎで世界が暗くなっている今、桜をプレゼントしてくださり感謝で一杯です
* 修道院にいながらにして、桜を眺められて幸せをいただきました。
* 活け方や、桜の枝ぶりの素晴らしさに感動です。
* 三か所(玄関・廊下・食堂)に活けられた桜を見て、心が喜びに満たされました。
* 3種類の桜の花を見ることができました。ありがとうございました。
* 桜の他に花束の花を見て、春の喜びを運ばれるボランティアの方々のなさっていることが本当に「いいな」と思いました。
* こんな近くで、毎日お花が咲いていくのを眺めることができました。咲いていく様子を見たことがなかったので感動しました。お部屋の中は春の訪れで「いきいき」していました。
* 神様が皆様の手を通して、春のプレゼントをしてくださったように感じました。
* 人のために尽くすことの素晴らしさを知りました。春を運んでいただき御礼を申し上げます。
* 花のように、きれいな心で生きたいと思いました。
* 「とってもとっても感動しました」花は私に生きているように語ってくれました。
* 花を活けておられる姿を見て、花を愛しておられる方だと感じました。いただいたときは三分咲きから満開になっていく様子を眺められました。花も喜んでいました。
* 外出できないときに、こんな喜びをプレゼントくださった方に感謝です。
* コロナで世の中が暗くなっているこの時に、お部屋の中にお花があることは「すごいな」と感じました。東京で今日40人の患者が発生し、また世界も感染が広がっているニュースを聞く暗い世のなかで、一瞬でも忘れ、心を明るくすることができました。 それはすばらしいことです!!!!
* きれいな桜の花は、見ても、見ても見飽きません。持ってきて咲かせていただいたことがうれしくてうれしくって。