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日本管区での活動 ~Our Activities~

カリタス南相馬 

「知足庵」をご存知ですか?

2021-08-23
© Lidwina Murakami
 「知足庵」をご存知ですか?
吾唯足知(われただ足るを知る)がその名前の所以です。
パンフレットには「原発被災による不条理極まりない苦しみを真正面から引き受け、それを捧げものすることにより、この地が全人類の一人一人の回心を呼び醒ますこと願い信じて設立する 癒し 祈り 黙想 瞑想 回心の家です。東洋のテゼを目指します。」とあります。
山々に囲まれた標高600mほどの静かな村、福島県鮫川村 にあります。2014年に開所しました。
お世話してくださるのは金澤弘子さんです。わたしが彼女を知ったのは、東日本大震災後、仙台サポートセンターが毎年企画してくださった視察でいわきを訪れた際に、いろいろお話してくださったことが始めです。しばらく前に知足庵にラビリンスを作りたいとのことで相談を受けました。小金井の修道院のラビリンスをお嬢さんと見学にいらしたそうです。お孫さんは聖霊幼稚園の卒園だそうで、不思議なひきあわせを感じました。先日、ラビリンスができたのでぜひ見に来てくださいとメールをいただき、小高の援助マリア会のシスター3人といっしょに訪問が実現しました。


© Lidwina Murakami
常磐線の勿来駅から車でくねくねした、またジェットコースターのような上り下りのある道を40分。周りは杉がきれいに植林された山の中です。カナカナセミとうぐいすの声しか聞こえません。
金澤さんは 築100年の古民家を買い取り、修理してすばらしい祈りの家に変身させました。 チャペル、面談の部屋、ベッドのある部屋、総檜の良い香りのするお風呂、食堂と八角形の囲炉裏、囲炉裏の煙で壁や柱がいぶされて歴史を感じる家です。改修前は梯子がかかっていたところに階段を作り、上がれば32畳敷きの屋根裏部屋があります。煤竹(すすだけ)が様々なところに使われており、懐かしい、昔の暮らしを味わえます。テレビもインターネットもない静かな暮らしです。
子どもたちの合宿もできるように、庭にはバーベキューができる屋根付き広場もあります。川から冷たい水が引かれ、オタマジャクシがたくさん泳ぐ池、そしてガレージの屋上、とても見晴らしの良いところにラビリンスが作られていました。


© Lidwina Murakami
お昼には川でとれたヤマメを竹串にさし、囲炉裏の炭火で焼いたもの、100%有機玄米のご飯、お漬物をごちそうになりました。チャペルで祈り、ラビリンスを歩き、ゆったりとした時の流れを感じ、身も心も満たされて帰路につきました。
黙想にまた訪れたいと思いました。
秋にまたいらっしゃい。松茸をごちそうしましょうと金澤さんからお招きをいただいています。皆さんもいかがでしょうか?


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