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日本管区での活動 ~Our Activities~

海外体験集

コロナ危機の中で出会った復活されたイエス

2020-04-24
私たちの真理であり命であり道である
主の御復活、おめでとうございます。
誰もが口にするように、今年の御復活は 前代未聞 の、典礼に直接参加することのできない聖週間、御復活を過ごしています。私たちの共同体でも、今年はイースターエッグを近所に配ることを中止したりなど、「いつもの常識」とはちがう 御復活 ですね。「イエス様は一体今どこにいらっしゃるの?」と失望のうちにこう尋ねたくなる人もいるでしょう。主の御復活よりもコロナウィルスの脅威が生活の隅々を覆ってしまっているかのようです。あたかもエマオへ辿る二人の弟子のように。
 ある米国のSVD神父様の話によれば、この聖週間を過ごしている今、 私たちが互いへの配慮を最優先にして, 不必要な外出を極力控え、典礼にも直接与らずにイエス様を探している以上に、主は私たち一人一人を探し、出会いたいと望んでいらっしゃる のではないか? 被造物すべてを慈しまれる主の慈愛を誰も、何も止めることができない。主は私たちの間に存在している。私たちが主の復活を観る目、聴く耳をもってさえすれば…、と。
 1月下旬から韓国では コロナ対策が厳粛 になってきました。 2月の下旬に、私は普段は週に一回だけ通っていた炊き出しのお手伝いに、不必要な外出自粛のためボランティアが少ないかもしれないと胸騒ぎ がして、意を決して2日間さらにボランティアに向かいました。案の定、この時は猫の手も借りたい突風ほど人がいない、その上他の炊き出しは店を閉めているのでお客さんのホームレスの方の数は普段以上でした。
食堂から弁当作りに切り替わったこの1~2週間が一番大変な境目で、今は幸いに他のシスターや志願者も活動に加わり十分なボランティア数も確保できていますが、あの最初の2日間、私は感染や批難等の恐怖よりも、ただ助けを必要としている人がいる、という思いで体が動いたのを思い出します。のんびり屋だと思っていた自分の行動が今でも不思議なくらいですが、これは今年の私のイエス様に出会った復活体験です。
 ちなみに写真の桜桜は近所の散歩コースで撮影したものです。散歩したすぐ後に花見自粛令が発令され、余計に桜の美しさが有り難い気持ちになりました。
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