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宣教修道者への道 ~The Way to a Missionary Sister~

日本管区の先輩シスターたちの生きざまをご紹介します

韓国の姉妹たちの「母」となったSr. Monica
  • 2018年10月 修道誓願60周年のお祝い
  • Sr. Monica 吉川真佐子
  • 韓国管区20周年のお祝い
Sr.Monica吉川真佐子  5月17日帰天 91歳 1929年生まれ 誓願61年
 
Sr. Monicaは戦後まもなく、お父さまが医薬品の販売をしていたことから、薬学専門学校で学び薬剤師の資格をとりました。 勤務した病院で出会ったカトリック信者の友人と教会に通うようになり、洗礼を受けたということです。
教会の神父様から聖霊会を紹介され、訪問し、入会を決心しました。 その後、名古屋聖霊病院で16年間薬剤師として働いた後、修練長や修院長を務めました。
60歳の誕生日を前に、還暦のお祝いに海外派遣を祈っていた ところ、 ローマの総本部からの要請で、日本管区からシスターたちを送って開いたばかりの韓国支部に、1989年から派遣されました。 その話が出るもっと前に、くしくもSr. Monicaは自学で韓国語を学び始めていたということを、当時の管区長が話してくれました。 そして韓国では11年間 、聖霊会共同体創設に尽力し、 若い女性たちの養成に協力しました。
まったく何もないゼロからの生活、 貧しい方々の親切な協力、 韓国の人の熱心な信仰生活、 志願者の新鮮な様子、 これらの体験は大きな恵みであり、 韓国は第2の故郷となった と語っていました。  韓国の若い姉妹からは  「お母さん」  のように慕われていました。
Sr.Monica、 深い信仰、 優しさ、 細やかな配慮で、 姉妹や出会う人々を助けてくださり、 ありがとうございました。
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