シスターFi の福音日記
「飼い葉桶に寝かせた」(ルカ2:7)
2023-12-24
恵まれた方、主があなたと共に…。
わたしは主のはしため、お言葉通りになりますように…。
神からいただいた大事な子を、布にくるんで飼い葉桶に寝かせる母親の気持ちはどのようだっただろうか。
生まれる子とその母を守るように使命をいただいたけれど、泊まるべき宿屋も見つけられなかった父親の気持ちはどのようだったのだろう。
しかし、それがお言葉通りだった。
宇宙全体が待ち望んでいた静かな夜、貧しい人々の味方、平和の王、希望の光がこの世に生まれ、輝いている。
神に感謝。賛美と栄光があるように。
宿屋には泊まる場所がなかったので、初めに生まれる自分の子を飼い葉桶に寝かせる母の気持ちはどうだったのか。その母と赤んぼを守らなければならない父の気持ちはどうだったのか。静かな夜、宇宙全体が沈黙の内に今生まれる命を待っている。その雰囲気は愛と平和、希望、喜びの涙、ああ、無事にこの世に生まれた神の子、平和の王。あなたに捧げるこの貧しく弱い心を受け入れてくださいますように。