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彼らは漁師だった。船に乗って、網を打ち、魚を捕って家族を見守るのが彼らの毎日である。

漁師によって船と網は一番大事な財産目録1号だ。そして父親とはこどもの時から仕事や生き方を学んで来た大きな頼りの存在である。

しかし、何が それらすべてを彼らに捨てさせる勇気と力となったのだろうか。

何も変わりのないある日、イエスという方が目の前に現れ、注意深く彼らをご覧になった。

隠すこともできない心の奥底をご覧になるイエスに出会って、彼らの人生は一瞬変わってしまう。

新しく生まれ、新しい道を歩むことを躊躇（ちゅうちょ）しない。

この変容が起きたのは、彼らの心に長く長く眠っていた深い熱望なのだ。

わたしの心にはどんな熱望の種が眠っているのか。

イエスよ、わたしをご覧になって、目覚めさせてください。