シスターFi の福音日記 一覧へ戻る「マリアはイエスの十字架の側に立っていた」 ヨハネ19:252023-09-15お母様が十字架につけられた独り子の側に立っている。その心はだれも理解できず、慰めることもできない。神だけがおできになるのだろう。十字架の霊性とは、神に対しての従順と謙遜なのだ。今の時代、謙遜と従順は人々からはるかに遠い美徳のように感じる。従順の誓願を立てた修道者でありながらも、自分の十字架の前ではいつも逃げたくなる。この弱さを神に捧げよう。自分も変えられないこの苦しさを神に委ねよう。悲しみのマリアの姿からすべてを神に信頼するその心を教えてもらいたい。