聖霊会のお祝い日の紹介 バックナンバー
聖霊降臨前のノヴェナ(九日間の祈り)について
秋田共同体
新型コロナウィルスが、世の人々を不安と恐怖におとしめている中、2020年の聖霊降臨の「ノベナの祈り」は、身が引き締まるような思いで、開始しました。
たぶん 世界の、会員の姉妹方も同じような 緊張感 の中で、この時を迎えたのではないかと、心を合わせて思い巡らせていました。
当然ながら、祈りの 核 となったのは この度の感染症が一日も早く終息することを神なる聖霊に懇願すること でした。
また、そこから派生する、様々な困難の中で苦しんでおられるたくさんの方々、 危険を承知の上で 医療介護に取り組んでいてくださる方々、 目立たない所で 人々の生活のために奉仕して下さっている多くの方々、 感染症のために亡くなられた方々と、 偏見をもって差別されてしまったご遺族の方々のために 思いは果てしなく広がってゆき、 一日一日対象を変えて 彼らのために祈りました。 そして 私たちの母である聖マリアに取り次ぎを願って、 祈りを閉じました。
世界中が今までに例のない、 見えないものと戦う日々、 人間はもっと謙虚に、 地球や自然界との関わりを、 そして、 一人ひとりの生き方を見直していくことが大切なのかもしれません。 神なる聖霊は私たちの魂の深みに降って「自然界に優しく」「人に優しく」あれと教えてくださいます。