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聖霊会のお祝い日の紹介 バックナンバー

修道院での伝統的な聖なる三日間の過ごし方をご紹介します

聖金曜日:主の受難・十字架・死

2020-04-16
悲しみの聖母
聖金曜日:今年は世界の教会が特別な状況下にあって 教会では行われませんが、普通は教会に行って、または修道院の中で、十字架の道行きの祈りをします。主はひどいむち打ちといばらの冠をかぶせられた後、死刑を宣告されて、重い十字架を担いでゴルゴタの丘への道を歩まれます。
それから「主の受難の祭儀」(ミサではありません) に参加します。そこではヨハネによる福音書からの主の受難と十字架・死の場面が読まれ、世界と教会のための共同祈願が荘厳に捧げられます。それに続いて十字架の礼拝があり、私たちの罪のあがないのために苦しみのうちに自らのいのちを捧げられた神の子、主イエス・キリストのいけにえを神に感謝します。
そして聖体を拝領し、また沈黙のうちに帰っていきます。夜には「悲しみの聖母の祈り」という、十字架から降ろされた御子の亡骸を受け取る聖母の深い悲しみに心を寄せる祈りをします。聖母の生涯は人間的には決して喜びと成功と幸福に満たされたものではなく、苦しみと悲しみに心を貫かれることが多くありました。しかしそれらを神への信仰、希望、愛によって受けとめ、謙虚に歩まれたのでした。
 
 
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