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聖霊会のお祝い日の紹介 バックナンバー

修道院での伝統的な聖なる三日間の過ごし方をご紹介します

聖木曜日: 主の晩餐の夕べ

2020-04-30
手作りパンとぶどう酒で最後の晩餐のお祝い
共同体みんなで食卓を囲みます:聖木曜日
主の過越の聖なる三日間(聖木曜日から復活祭まで)を 修道院では伝統的にどのように過ごすかご紹介しましょう。
「伝統的に」と言うのは、残念ながら現在は高齢化や人数の減少、使徒職の多様化などの理由から実施できていないことが多いためです。
 
聖木曜日:共同体によって違いますが、主の晩餐のミサの前後に、共同体全員が集まってパンとぶどう酒を中心に、花や料理で食卓を美しく飾って「主の晩餐」を喜びのうちに分かち合います。パンを共同体のリーダーが割いて、一人ひとりに渡して食べる、という儀式をするところもあります。
会食後からは「大沈黙」に入ります。ミサの典礼にあったとおり、主イエスは祭司長たちによって捕まり、連行されていくからです。受難の始まりです。祭壇の聖櫃に安置されているご聖体は別の場所に備えられた仮の祭壇に移され、祭壇布ははがされ、聖櫃は開け放たれた状態になります。「主は取り去られました」。
以前は この移されたご聖体の前で主の受難を思い起こしながら、シスターたちは交代して夜中まで聖体礼拝をしました。
 
祭壇布をはがされた祭壇
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