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日本管区での活動 ~Our Activities~

八事本部共同体

前代未聞の大引越し!!

2018-12-03
惜しまれながら処分されていく物品
八事の本部修道院は1974年に建てられ、44年間シスターたちの生活の場、祈りの場、出会いと分かち合いの場として役目を果たしてきました。
その奥に続くヨゼフ館の建築は55年前で、姉妹たちの個室、黙想や休養で来られる支部からの姉妹たちが過ごすことのできる個室がたくさん並んだ生活の場でした。
大変大きな建物だったために収納にたけていて、奥のそのまた奥、棚や引き出しなど、扉のある所からは必ず何かが出てきました。家具も衣類や寝具も長く使ったにもかかわらず、驚くほどきれいな状態だったので、処分するのは本当にもったいないと引っ越しや廃棄物処理の業者さん方まで感心するほどでした。
 
すっかり物がなくなった部屋
引越し作業は短期間に凝縮して進められたため、連日きつい日々が続きましたが、内外多くの方たちの善意と献身によって何とか終わりました。70歳以上のシスターたちが自分の荷物を自分でまとめてくださり、男性業者顔負けの力で荷物を運び出すシスターたちもいました。コツコツと延々と続く物品の処理をしてくださったシスターたち、仕事を調整したり、終わってから夜遅くまで手伝いに来てくださった支部からのシスターたち、使えるものをもらってくださることでごみになるものを減らす協力をしてくださった外部の方々など、本当に皆さんありがとうございました。
ひっそりと残された祭壇
44年の間、何百、何千ものミサや何十もの誓願式をささげてきた祭壇がひっそりと残されました。もうその役目は終わっても堂々とした姿はやはり神聖さを感じさせます。この写真を見ると妙に寂しくなります…。
壊されていく思い出の修道院
2019年になって解体工事が始まりました。
まるでゴジラが修道院の庭にやってきてコンクリートを食べているかのようです。
 
これからの建物は平屋建てとなり、小さくなります。この1年間、工事の全工程がとどこおりなく進められ、それに携わる方々がすべての事故から守られますように、と日々祈っています。
Holy Spirit Missionary Association (HSMA)
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