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日本管区での活動 ~Our Activities~

秋田共同体

リンゴを届けてくれたかわいい訪問客

2020-11-12
ある日の午後4時過ぎ、修道院玄関のチャイムが、ピンポーン音符(連符)となりました。
「はーい、すぐ参ります」とドアを開くと、なんと聖霊幼稚園・保育園の、小さなかわいいお客様 でした。
保護者が勤務のため、お迎えが遅くなる「預かり保育」の子どもたちでした。お迎えが待ち遠しいはずなのに、友達同士で元気に楽しそうにしており、幸せな子どもたちだなと思いました。また日頃の幼稚園の先生方の関わり方もあるのでしょう、とも思いました。
子どもたちから、まず元気な大きな声で 「いつもお祈りありがとうございます」 あいさつをいただきました。そして、「きのう、リンゴ狩り に行ってきたの」と、新鮮なリンゴを数個とどけてくれました リンゴリンゴ
「これが ふじ 。こちらが ゴールデン です。」と紅いりんごと黄色のりんごの名前を教えてくれました。
「時間があったら中にあがってください」というと、大喜び! ちょうど折よく、短大からも二人のシスターが帰院したところでした。
玄関の上がったところに大きな額がかかっているのを見て、「あれ、ヤンセン神父様!」 と、何人かの子供たちが興味を示しました。ちょうど創立記念日に名前を聞いたばかりだったそうです。
マリア様のご像やショーケースに飾ってある、聖霊会の働く世界中の国からのおみやげ に 興味津々色とりどりのきらきら で、地球儀を見つけた子は、 「ぼくが住んでいるのは秋田だよ!」 と言うので、シスターが秋田を示してあげました。
子 「なんでエレベーターがあるの?」
Sr 「4階まであるからよ。 階段がのぼれないシスターもいるから」
子  「階段のぼれないの??  どうして階段もあるの?」 
Sr 「それは元気なシスターがのぼるの」
子 「ああ、幼稚園にいるシスターとか?」
などなど、といろいろな質問をし、納得して喜んで帰っていきました。
子どもたちからのプレゼントのリンゴリンゴ は、早速その日の夕食にいただきました。 果肉が甘くてコリっとしっかりしている味は、先ほど訪れてくれた5歳児の小さな子どもたちの一人ひとりとダブって、とても頼もしく思えました。 
「このまま素直におおきくなーれ…」とのこどもたちへの祈りを込めて、胸が熱くなりました。
Holy Spirit Missionary Association (HSMA)
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