日本管区での活動 ~Our Activities~
秋田共同体
ふるさと自慢パートⅡ「自画自賛」
2020-05-18
修道院で「自画自賛」?? 修道院って、謙遜であることを大切にするはずであって、自分を自慢するなんて、何かおかしいじゃない？
それが、言い間違いでも、聞き違いでもないんですよ！
時をさかのぼること昨年10月、秋田共同体は「特別宣教月」の取り組みとして、各シスターたちがふるさとを紹介する「ふるさとお国自慢フェスタ」を企画しました。それが結構大好評で、ぜひ第二弾をやろう！と時を見計らっていたところでした。
そこへこの度の、新型コロナウィルスによる「緊急事態宣言発令」です。外出自粛が要請されている中、ゴールデンウィークをどのように過ごそうか、という話題が出たとき、即座に「今こそふるさと自慢第二弾には絶好のチャンス!」ということになり、今年は二日をかけて6人が 自分の生い立ち、家族との思い出、神さまとの出会い、聖霊会に導かれるまで、修道宣教生活での思い出、などについてユニークに分かち合いました。その名も『自画自賛』!!
今まで眠っていた自分の宝物や写真を引っ張り出してきて公開したり、「『自画自賛』ですからね」と度々念を押しながら、過去の善い行い、誇るべきこと、などを気おくれしつつも話したり、と なかなか自分を褒めることも難しいものだと感じました。
この企画を通して、姉妹一人ひとりが神様からいただいていた、秘められた、たくさんの恵みと導きを改めて共有できました。また、どの人も 修道生活に召されるためには、家族の方々の大きな捧げがあったことを顧みた時、私たちは、自分の奉献以上に、家族の方々の奉献の上に、この召命の道を歩ませてもらっているのだということも確認でき、新たな感謝を思い起こす機会でもありました。
共に生活する姉妹たちはみんな「神さまの宝物」。その姉妹たちと、今日も このいただいた召命の恵みに応えて、神さまの御名を告げ知らせたいと願っています。
