シスターFi の福音日記 一覧へ戻る「人の子が戸口に近づいている」(マルコ13:29)2024-11-16©Fides Kim人の子(イエス)が近づいているのを、どうやって知ることができるのか。それは、「イチジクの木の葉が伸びるとき」だと福音は語る。イチジクの木はイスラエルのことであり、イスラエルの民、律法のことでもある。そしてわたしたちにとっては、キリスト者とその信仰である。つまり、わたしたち一人一人の信仰が伸びるとき、毎日自分の戸口に立っている人の子が見られることだ。しかし、人の子がわたしの戸口を通り過ぎるか一緒に泊まるかは、わたしの目が彼を見つけその戸口を開いておくことができるかにかかっている。わたしたちに、その信仰の目があるだろうか。